DeFi(ディファイ)とは、既存の金融インフラを改革することにフォーカスを置いたアプリケーションとプロトコルが活発なエコシステムの事を指します。DeFiプロジェクトはイーサリアム、コスモス(ATOM)、ポルカドット(DOT)などのレイヤー1プロトコル上に技術構築されます。現在のDeFi開発の大部分が膨大なネットワーク効果を有するイーサリアム上で行われています。
大まかにはDeFiとはレガシーシステム(銀行、保険会社、取引所など)に取って代わる金融インフラを一から構築することだと考えることができます。主旨としては既存機関に置かれた信用に置き換わり、より分散型でより包括的な金融配管を自由参加型ネットワークに通すというものです。
今日、仮想通貨界ではDeFiを抜きにして話は始まりません。ではDeFiとは一体何なのか。話題の「イールドファーミング」に着目する必要性の有り無も含め本記事で紹介しています。
DeFiとは?
分散型金融、通称DeFiとは所定条件に基づきスマートコントラクトでコードを実行することにより、お金の流れを中央集権型機関(銀行など)から分散型のP2Pネットワークに移行し従来の金融システムを代替しようとする技術的改革です。
DeFiの技術は仮想通貨取引、貸し出し、借り入れ、株式トークンの取引、イールドファーミング、流動性マイニング、予測市場などのサービスを提供します。従来の金融市場に存在する多くのサービスや機能がDeFiではトラストレスで再現されています。
まだ初期段階のDeFi業界ですが2021年にすでに市場は$1000億を突破しました。DeFi市場は1年で400%急騰し、メタマスクなどのDeFiツールは累計ダウンロード数1000万以上を達成しました。
DeFiの成立ち
2017年のICOバブル後、大部分の仮想通貨市場が長期の弱気市場に突入した一因はその余波によるものだと考えられます。しかし、2017年の再熱は大勢の人の注目を集めるきっかけとなりました。ICOバブルの残骸がVC投資の増加に沿って技術革新の燃料として使われるようになると共に投資家、開発者、トレーダーなどの専門家が業界に流入しました。その努力と資本の多くが分散型金融(DeFi)として顕在化されたのです。
DeFiの始まりは?
DeFiは創業者であるヴィタリック・ブテリン氏がビットコイン(BTC)にはブロックチェーンをより便利にするスマートコントラクト機能面が欠如していることに気づいた事が始まりです。その機能とは既存のブロックチェーンインフラ上に金融サービスや分散型アプリケーション(DApps)を作るためには欠かせないものでした。
これらのアプリケーションは、各ユーザーが自己のお金を完全に管理できトラストレスな取引を可能にすることで従来の銀行に取って代わる可能性を有します。またDeFiは銀行などの仲介者を必要とせず、P2P技術を用いてユーザー同士の直接的な取引を可能にします。
イーサリアムは他のユーザーが自由にERC-20標準に基いた形でブロックチェーン上にコイン構築を可能にした最初の仮想通貨です。基本的なコーディング技術を持つ開発者であれば誰でもERC-20トークンをデプロイし独自の仮想通貨を構築することができたのです。これによりイーサリアムのブロックチェーン上だけで30万種類以上の仮想通貨コインがデプロイされました。
ビットコインは通貨としては完全に分散化されていますが開発者が仮想通貨、借入/貸出、分散型取引サービスなどを独自で構築するためのスマートコントラクト機能が欠けています。そこを埋めれる最先端技術こそ仮想通貨を次のレベルに引き上げる要となるのです。
イーサリアム上にデプロイされている仮想通貨の増加傾向は、多くの分散型取引プラットフォームの立ち上げにつながりました。例えばユニスワップはERC-20コインとイーサリアムとの取引を可能にし、人気を得た最初のDeFi取引プラットフォームです。
分散型取引プラットフォームの増加により開発者達は貸し借り、株式トークン/貴金属、イールドファーミング、ゲーム/予測市場などの金融サービスを提供する新しいエコシステムを作り始めたのです。この技術はその後イーサリアムのエコシステムに留まらず、他の競合プラットフォームにも拡大しました。
DeFiの使い方
では実際DeFiで何ができるのか。DeFiプラットフォームには分散型取引(ユニスワップ等のDEX)を初め、合成資産(シンセティック等)、流動性プール、保険商品(Opyn等)、支払い、借入/貸出プロトコル(コンパウンド等)、ステーブルコインなどあらゆる機能が含まれています。これらのプラットフォームは既存の金融サービスと同様に機能しながら、機関(取引所など)をイーサリアムのようなネットワーク上で動作する一連のスマートコントラクトに置き換えます。
下記より実際の日常的なユースケースをご覧ください:
- 分散型取引(DEX): ユーザーはERC-20やその他のレイヤー2トークンを取引し利益を得ることができます。分散型取引所(DEXs)は中央集権型取引所と似たような仕組みでユーザーは仮想通貨を売買します。また取引所によっては指値注文が可能な場合もあります。これらの取引所は例えばVlaunch (VPAD) を イーサリアムにとのようにあるコインを別のコインに「交換」するという原則に基づき機能します。
- 借入/貸出: DeFiは従来の金融と比較しやすく、貸し借りのように類似した機能を提供しています。ユーザーは担保を預けることでDeFiの取引所で借り入れを行うことができます。貸し手は仮想通貨資産に利息を課すことで収益を得ることができます。
- ステーブルコイン: トレーダーはトークンをUSDT、USDC、DAIなどの法定通貨にペッグされたステーブルコインに変換することができます。トレーダーがETHのような市場変動の激しい仮想通貨で現金化する方法と同じようにステーブルコインを分散型ウォレットで使用することができます。
- イールドファーミング: 投資家は自身の仮想通貨を取引可能な状態にすることで分散型取引所での取引に手数料を課すことができます。DeFiプラットフォームでは2つの仮想通貨ペアの比率が半半であることが必要です。例えばETHとShiba Inu(SHIB)を持っているとしSHIB/ETH LPトークンとして預けた場合、プラットフォーム上で交換する毎に%手数料を得ることができます。
- ラップドビットコイン: ユーザーはビットコインなどイーサリアムのブロックチェーン上で動作しない他の仮想通貨コインを「ラッピング」することができます。中でもwBTCが最も人気です。これによりユーザーはDeFiウォレットに自分の好きなコインのラップドバージョンを保有することができます。
- ステーキング: ユーザーは特定のDeFiコインに出資し保有することで一定の年利(APY)を得ることができます。ほとんどのコインで従来の金融機関の年間APY %を大きく上回る可能性があります。
- アグリゲーション: ユーザーは様々な分散型取引所を1つに集約し閲覧出来るようにする1InchなどのDeFiアプリを活用し、ネットワーク状態や各取引所の流動性に応じて手数料を抑えることができます。
DeFiの7つのメリット
DeFiは従来の金融と比較すると以下のような多くのメリットが存在します:
- グローバル: DeFiは場所を問わない為まさに無限の可能性を有します。世界中から誰でも自由にDeFiサービスの利用が可能です。
- プライバシー: DeFiウォレットはプライベートなものです。メタマスクのような人気のあるウォレットを使うのにも、ユーザーはリカバリーフレーズを覚えておくだけで使用できます。電子メール、ID、パスポート、住所証明などの個人情報を必要としません。
- 鍵(キー): DeFiのユーザーは自身の仮想通貨の鍵を完全にコントロールすることができます。人気のDeFiアプリケーションのほとんどで取引する唯一の方法は分散型ウォレットを持つことです。DeFiではユーザーが自分の仮想通貨を100%所有します。
- 分散型: DeFiは元々サトシ・ナカモトがビットコインのホワイトペーパーで思い描いていた方法で、P2P(端末間で直接やり取り)での電子キャッシュの真定義です。ユーザーはいつでも許可を必要とせず仮想通貨を取引・移動することができます。
- 透明性: DeFiの取引はすべてブロックチェーン上で公開され透明化されています。ブロックエクスプローラーを使用するとユーザーは自分の過去の取引や他の人の取引を見ることができます。またこのデータは仮想通貨アドレスのみと結び付けられており、個人情報とは結びつきません。
- スピード: DeFiのトランザクションは高速であり分散型取引所でのスワップは平均5~10秒で承認されます。これは平均所要時間24時間、週末営業がない場合のある銀行の電信送金と比較するとかなりの速さとなります。
- オープンソース: DeFiはイーサリアム(ETH)、ユニスワップ(UNI)、メタマスクといったオープンソースのソフトウェアプロトコルをベースに構築されています。開発者は仮想通貨トークンを即デプロイし取引することができます。オープンソースライセンスの登場により何千もの異なるdAppsが作り出されました。
DeFi 取引 & 取引所
DeFi取引は中央集権型取引所と近しい仕組みになっています。仮想通貨の取引についてDeFi取引所と中央集権型取引所における主な違いは、取引に必要な流動性がDeFiではいわゆる流動性プロバイダー(LP)トークンを使用し個人から提供されるのに対し、中央集権型取引所では取引所から提供される点です。
メタマスクなどのDeFiウォレットは所有するイーサリアムとERC-20トークンの完全な所有権を人々に与えるものです。メタマスクウォレットはユニスワップ上でイーサリアムとネットワーク上の任意のERC-20コインとの交換に使用することができます。また他のレイヤー1ネットワークにも使用することが可能です。
DeFi取引プラットフォームでは、流動性プロバイダーは仮想通貨ペアの追加とLPトークンを保有する代わりに少額の手数料を受け取ります。ユーザーはETH/USDTなどの流動性ペアを追加し全取引から手数料を得ることができるのです。またDeFiの貸付サービスは大きな「プール」に仮想通貨の流動性をする合併させることで機能します。貸し手は%リターンのために資金を追加でき、借り手は担保を預けることで資金を借りることができるのです。
この技術はイーサリアムを初め、ソラナ(SOL)、カルダノ(ADA)、アバランチ(AVAX))、ファントム(FTM)など多くの競合スマートコントラクト対応プラットフォームへ適応されました。これらはイーサリアムと同様の機能を提供しながらも手数料を大幅に削減しています。
しかしP2P取引技術はDeFiで手数料がかからないというわけではありません。流動性プロバイダーは取引毎に自動的に0.3%の手数料を取ります。ほとんどのイーサリアムベースのスワップにおいては、ブロックチェーンガス代が中央集権型取引所や従来の金融機関の手数料までも上回ってしまうこともあります。
DeFiと中央集権型の仮想通貨取引所
逆にPhemexのような中央集権型取引所は中央オーダーブックを使用することでDEX取引所よりもかなり速く取引を処理することができます。多くのトレーダーにとってDEXの性能の制限は厳しいため、代わりに中央集権型取引所を好む傾向があります。PhemexのCEOであるジャック・タオ氏は次のように説明しています:
「DEXにするための必要な技術はまだ準備段階です。しかし、我々が既にお客様に提供している多くのメリットやセキュリティ機能を維持したままどのように非管理型取引所に移行する事が可能かどうかを現在検討中です。我々は、取引所の主な目的は費用効果の高い取引の促進であると信じています。この理念を以てして現時点ではまだ中央集権型取引所の方が相対的に有利だと判断しています。」
多くのDeFiプラットフォーム(DEXなど)での当面の問題は流動性です。DeFiプロトコルにおいて金融商品と取引こそが仮想通貨市場においての大きな技術的魅力であることを理解しつつも流動性の誘致は依然として課題となっています。
では流動性プールやDeFiプラットフォームに資産を預けるよう如何にして投資家のインセンティブを高めるのでしょうか。
ユニスワップの場合、流動性プールでの各取引から発生する手数料はプロトコルの流動性プールに資産を預けた、またはステーキングした投資家に支払われます。プロトコルに流動性を提供することの報酬に受動的収益を得る事が出来るのです。
しかし、より複雑なDeFiプロトコルの場合は流動性を高めるための答えは流動性マイニング、別名 「イールドファーミング 」として知られる別の方法に変化しつつあります。
DeFiイールドファーミングの仕組みは?
流動性マイニング、通称イールドファーミングとはDeFiプラットフォームに流動性を提供するユーザーに対しトークン配布や報酬などでインセンティブを与える手法のことを指します。高次元での流動性マイニングはトークンとプラットフォームの普及を目標としながら初期投資家の所有権を時間の経過とともに希釈させる報酬ベースのマーケティングメカニズムと同様との現象と思われるでしょう。
ユーザーは初期段階時にプロトコルへ流動性を提供することで報酬を得ます。しかし、流動性マイニングは実行方法(複数のプールに跨いでの方法等)並びに獲得出来るもの両方においてユニスワップの手数料モデルとは異なります。 — それはDeFiプラットフォームのネイティブガバナンストークンの存在です。
DeFiプロトコルは通常プロトコルの総資産米ドル換算値に相当する預かり資産(TVL)の値によって成功か否かが定義されます。ここ数ヶ月、TVLはコンパウンドファイナンスによる初の大規模なイールドファーミングの影響を受け急上昇しています。
イールドファーミングの例
6月、イーサリアム上に構築された大手借入/貸出プールであるコンパウンドファイナンスはネイティブガバナンストークンであるCOMPの発行を発表しました。毎日およそ2,880個のCOMPトークンが借り手や貸し手などを含むコンパウンドファイナンスユーザーに配布されています。COMPトークンの配布はプロトコルに流動性を提供してくれるコンパウンドユーザーに対しての公平なガバナンストークンの発行方法です。
公開後、コンパウンドのTVLは急上昇しトークン価格もそれに伴い爆発的に上昇しました。ユーザーはCOMPトークンを使用しプロトコルの変更について投票が可能です。これはDeFiの特徴である分散型コンセンサスとコミュニティのガバナンスや参加にあたります。流動性にインセンティブを与えることでCOMPは借入費用の削減、貸し手の利回り向上、そして最終的により多くのユーザーと流動性を引き寄せるという好循環が生まれます。
当然のことながらこの迅速なCOMPの成功は、一連のDeFiプロトコルに同様に独自のネイティブガバナンストークンを使用したイールドファーミング方式をとるよう火をつけました。他の例として「シンセティクス」(シンセサイザーのミントと交換のためのプロトコル)、「バランサー」(ガバナンストークンを持つユニスワップのようなDEX)、「Aave」の貸付プロトコルなどが挙げられます。
仮想通貨市場に参入する際にはイールドファーミングとその仕組みを理解することが重要です。
イールドファーミングはまだ初期段階にあります。トークンの公正な分配、プロトコルの管理、ユーザー獲得を実現するためにインセンティブモデルが何年も工夫されてきたことを体現する存在です。DeFiブームは、金融インフラの改革こそがイーサリアムのようなパーミッションレスネットワークで最初に行うべき1つであったことを証明しました。従ってより多くの流動性を集め、プロトコルの問題を解決し機能を拡張することが現在の課題となっています。
DeFiスマートコントラクト
DeFiは仮想通貨取引プラットフォーム、ウォレット、貸付サービスなど様々な技術を組み合わせる事業です。それぞれに共通しているのは全てスマートコントラクトを介するところです。
スマートコントラクトとはブロックチェーン上でデジタル契約として機能するコンピュータコードの創作用語です。スマートコントラクトによりユニスワップのような分散型取引所はイーサリアムのブロックチェーンに接続し、リアルタイムでブロックチェーンにデータを送信することができます。
AAVEのような分散型レンディングプラットフォームは、スマートコントラクトの活用によりカウンターパーティーリスクのない素早い貸し借りサービスを可能にします。これにより仮想通貨ウォレットを持つ世界中の誰もが場所やクレジットスコアに関係なくお金の貸し借りが可能になりました。
スマートコントラクトで最も人気なプログラミング言語はイーサリアムの共同創設者であるギャビン・ウッド氏が開発したSolidityです。Solidityを使用することで開発者はERC-20コインをデプロイし、イーサリアムブロックチェーン上にトランザクションをプログラムすることができます。またミント、バーン、課税などの高度な機能を追加することも可能です。他にもスマートコントラクトはブロックチェーンをオラクルに接続し、オフチェーンデータをオンチェーンに送信することが出来ます。
ユニスワップの最初のバージョンでは、ユーザーはERC-20コインをイーサリアムと取引することができました。例えばSHIBなどのERC-20トークンは、ユニスワップではSHIB/ETHのペアでしか取引出来なかったのです。2番目のバージョンではSHIB/USDTのようにETHなしで任意のERC-20コインペアの作成が可能になりました。
DeFiコインに投資するには?
DeFiへの投資方法を学ぶには取引を可能にする様々なツールをインストールする必要があります。最初のステップはDeFiウォレット(大半がクロームの拡張機能)のインストールです。またPhemexから購入可能な、取引の際に分散型ウォレットに転送できる仮想通貨が必要です。
前述の通りDeFiはイーサリアム上だけでなく、他のプラットフォームでも独自のツールやDEXを有します。以下に独自のDeFiエコシステムを持つ上位スマートコントラクトプラットフォームを並べました。いずれかのウォレットをインストールするとPhemexで購入した仮想通貨をDeFiウォレットに送信することができます。
DeFi仮想通貨 | TVL (預かり資産) | ブロックエクスプローラー | DEX | ウォレット | 取引 |
イーサリアム(ETH) | $125B | イーサスキャン | ユニスワップ | メタマスク | ETH/USDT |
テラ(LUNA) | $15B | TerraFinder | TerraSwap | TerraStation | LUNA/USDT |
アバランチ (AVAX) | $11B | SnowTrace (C Chain) | Pangolin | メタマスク | 無し |
ソラナ (SOL) | $8B | ソラナエクスプローラー | セラム | Phantom | SOL/USDT |
ファントム(FTM) | $8B | FTMScan | SpookySwap | メタマスク | FTM/USDT |
ポルカドット (DOT) | $1B | Polkascan | PolkaSwap | Polkadot.js | DOT/USDT |
カルダノ(ADA) | $150M | カルダノエクスプローラー | サンデースワップ | Nami | ADA/USDT |
ポリゴン(MATIC) | $4B | ポリゴンスキャン | クイックスワップ | メタマスク | MATIC/USDT |
注:カルダノのような仮想通貨のDeFiはまだ開発初期段階であるため、TVLは低くなっています。AVAXのようないくつかの仮想通貨では複数のチェーンがあり、DeFi取引にはC-チェーンが使用されます。
DeFiの仮想通貨はどこで買える?
ユーザーはPhemexでDeFi取引に使用出来るコインを購入することができます。ほとんどのDeFi取引は、ネットワークのネイティブコインを使用し行われます。ERC-20トークンを交換するにはイーサリアムが必要であり、ETH/USDTのペアを通しPhemexでETHを購入することができます。
PhemexはDeFi取引所より派生したコインを多くリスティングしています。例えば、Vlaunchはユニスワップで誕生しPhemexにリスティングされた大きな成功例です。ユーザーはイーサリアムネットワークで高い手数料を支払うことなく、同取引所で直接 VPADトークンの取引が可能です。
イーサリアムのようなネイティブコインの他にも、ユーザーにとって安全な以下のような上位DeFi仮想通貨を掲載しています:
- LINK/USDT: チェーンリンクは分散型オラクルマーケットプレイスです。
- UNI/USDT: ユニスワップは最も有名なDeFi取引プラットフォームです。
- MANA/USDT: ディセントランドは有名なNFTゲームです。
- AAVE/USDT: AAVEは最も大きな分散型貸し借りプラットフォームです。
- SUSHI/USDT: スシスワップは最も有名なイーサリアム取引プラットフォームの1つです。
- SHIB/USDR: Shiba Inuはドージコインに次ぐ高パフォーマンスなミームコインです。
- VPAD/USDT: VLaunchは分散型コイン発行のための新しいIDOプラットフォームです。
- ENS/USDT: イーサリアム・ネーム・サービスは.ETHドメイン向けのドメインネームサービスです。
これらのコインはイーサリアムや他のネットワーク上でDeFiコインとして誕生し、後に数十億ドルの時価総額に達しました。その後、Phemexはこれらのトークンをプラットフォーム上で取引できるようにしました。ユーザーはこれらをPhemexで購入し、分散型ウォレットに引き出したり戻したりすることができます。
DeFi仮想通貨が何であるかを理解するには実際にやってみることが一番です。上の表を参考にDeFiコインを購入し分散型ウォレットに送ってみましょう。Phemexが初めての方は、始める前に現物取引と銀行振込またはクレジットカードでの仮想通貨の購入について先に学ぶことをおすすめします。
DeFiのリスクとは?
DeFiはまだ開発の初期段階にあり完全に未規制な状態です。DeFiコインは何十万枚もあり、推定では1秒間に50枚以上作成されています。そのため、DeFiコインを取引する際には細心の注意を払う必要があります。
DeFiは中央集権型取引所と比較すると非常にリスクが高く、多くのコインがハッキング、詐欺、ラグプルに合う恐れがあります。DeFiコインの取引やDAppsの使用には十分な注意が必要なのです。
Phemexのような中央集権型取引所で取引されるコインは、数十億ドルの時価総額を有しており、投資しても安全な信用に値するコインペアで構成されています。これらのコインのほとんどが何年も前から存在しハッキングされたことが無い物です。
また、他にもガス代の高騰や税金申告などのデメリットが存在します。イーサリアムのようなネットワークが混雑している場合、コインを取引するためのガス代が1回あたり数百ドルに跳ね上がることもあります。さらに、譲渡所得の申告となるとDeFi取引の記録を全て集め残す必要があり複雑化します。
まとめ
DeFi界はブロックチェーン技術を活用することで金融サービスの分散化を目指しています。従来の金融業界における既存のサービスはDeFiネットワークで再現が可能であり、その技術によって多くの潜在的トレーダーを排除しがちな中央集権型要素を取り払います。
イーサリアムの成功により競争相手として多くの新しいスマートコントラクト対応ブロックチェーンが誕生しました。トップに追い上げつつある中にはポリゴン、カルダノ、アバランチ(AVAX)、ソラナ、ファントムなどが挙げられます。これらのコインはPhemexで全て取引可能なため、DeFiをより簡単に始めることが可能です。