Paywardが支援するフィンテック企業Reapは、ステーブルコイン戦略を米ドル(USD)以外にも拡大し、現地通貨による24時間365日のクロスボーダー外国為替決済の実現を目指している。同社はまずメキシコペソのトークンを発行する計画で、香港とメキシコで取得したVPIMライセンスを活用する。今後はHKD(香港ドル)、EUR(ユーロ)、KRW(韓国ウォン)、JPY(日本円)のステーブルコインも検討し、従来の銀行営業時間外においても、地域に密着したコスト効率の高い決済を提供していく方針だ。 Reapは、ステーブルコイン決済を、カード、クロスボーダー送金、資金管理(トレジャリー)ツール、コンプライアンス管理を含むより広範な製品群に組み込んでいる。同社の発表によると、2026年上半期のカードおよび決済取扱高は前年同期比33%増となった。これは、2025年に収益と取扱高が3倍に成長したことを受けたものである。Visaがネットワークレベルで事業を展開するのに対し、Reapは規制に基づくカード発行とコンプライアンスを担い、従来の決済システムを置き換えるのではなく補完する役割を果たしている。