米10年債利回りがこの5日間に2度、5%水準に到達し、金価格の直感に反する上昇を引き起こした。利回りがこの重要な節目に近づくたびに、金は急激に上値を追って加速し、その後、米債利回りは崖っぷちから反落する展開となった。 この繰り返されるパターンは、債券利回りの上昇が、通常の逆相関ではなく貴金属の底堅さと同時に進むという異例の市場ダイナミクスを浮き彫りにしている。金の急騰後に利回りが速やかに後退したことは、5%水準が現時点で10年債利回りの天井として機能していることを示唆している。