ビットコインは、SEC(米証券取引委員会)がトークン化された米国株のオンチェーン取引を承認したことを受けて8万1,000ドルを突破し、ショートスクイーズ(踏み上げ)が発生して週末の上昇幅がさらに拡大した。NEARプロトコルもZcashのスワップ取引の増加を背景に23%急伸するなど、暗号資産市場はこの規制面の進展に前向きに反応した。 アジア株がほぼ1%上昇し、ブレント原油が2%下落して1バレル101ドルとなったことでインフレ懸念が和らぎ、より広範なリスクオンのセンチメントが下支えされた。BTSEのCOO(最高執行責任者)ジェフ・メイ氏は、ビットコインの急騰をSECの承認に直接起因するものと指摘し、10月下旬のFRB(米連邦準備理事会)会合に向けてボラティリティの高い状態が続くと予想している。今後予定されるFRB当局者の講演やインフレ統計は、市場のポジショニングを変化させる可能性が高い。