市場は新たな週を迎えるにあたり、米国のマクロ経済指標に注目している。金曜日に発表される8月の米雇用統計(非農業部門雇用者数)は、9月16日の政策会合を前にした最後の主要な雇用関連指標となる見込みだ。米ドルが99.69まで上昇し、週間で0.85%上げた後だけに、この発表は、ウォルシュ氏のタカ派的発言を受けた米連邦準備制度理事会(FRB)の政策方針を占う重要な試金石になるとみられている。 今週は、米国債利回りの上昇とドル高が貴金属の重しとなり、金は3.24%下落、銀現物は3.82%安となった。雇用統計の発表前には、投資家はインフレと労働市場の状況を見極める手がかりとして、米ISM製造業PMI、JOLTS求人件数、ADP雇用統計、新規失業保険申請件数、そしてFRBのベージュブックに注目することになる。 予定表にはこのほか、ユーロ圏のCPI、失業率、サービス業PMI、生産者物価指数(PPI)も含まれており、FRB当局者のウォラー氏とハマック氏の発言機会も予定されている。株式市場では、デルが火曜日に第2四半期決算を発表する予定で、市場予想は調整後1株当たり利益(EPS)4.91ドル。一方、ブロードコムは水曜日に2026年度第3四半期決算を発表する予定だ。