リップルは、通貨監督庁(OCC)から条件付きで全国信託銀行の設立承認を受けました。これにより、同社の暗号通貨であるXRPの機関投資家向けの魅力が高まる可能性があります。2025年12月12日に発表されたこの銀行は、テロ資金供与対策と連携し、カストディおよび決済サービスに注力します。リップルのCEOブラッド・ガーリングハウスは、この承認をステーブルコインのコンプライアンスに向けた重要な一歩と表現しました。 新しい信託銀行は正式に開業する前に、特定の開業前要件を満たす必要があります。この動きは、ビットコインETFの承認に関する憶測が続く中で起こっており、デジタル資産の採用をさらに加速させる可能性があります。リップルの戦略的な動きは、金融サービスの拡大と暗号通貨市場での地位強化における重要な瞬間と見なされています。