クアルコムは、スマートフォン事業が前年比13%の収益減少に直面しており、アップルの自社ベースバンドチップへの移行によって状況が悪化しているという厳しい局面を迎えています。それにもかかわらず、クアルコムの自動車向け収益は前年比38%増加し、四半期ごとの記録を達成し、IoT収益も9%増加しました。同社は今年、主要なクラウドプロバイダー向けにカスタマイズされたデータセンター用チップを出荷する計画であり、AI搭載スマートフォンプロセッサーに関してOpenAIと協力しているとの噂もあります。 クアルコムの戦略は、スマートフォンの減速を補うために、エッジAI、自動車用コンピューティング、データセンター市場での存在感を拡大することにあります。同社はモバイルチップメーカーから包括的なコンピューティングプラットフォームプロバイダーへの転換を目指しています。しかし、モバイルの利益率の安定化や自動車およびIoT事業の拡大には依然として課題が残っています。クアルコムの将来の成長は、これらの新しい市場と技術を効果的に活用できるかどうかにかかっています。