ステーブルコインネットワークに注力するブロックチェーン企業のPlasmaは、バーチャル資産サービスプロバイダー（VASP）ライセンスを持つイタリアの企業を買収することで、ヨーロッパへの事業拡大を発表しました。この買収により、Plasmaは地域内で暗号通貨取引の合法的な処理および資産の管理が可能になります。成長戦略の一環として、同社はアムステルダムに新しいオフィスを開設し、主要なコンプライアンス担当者を任命しました。 Plasmaは、EUの暗号資産市場（MiCA）規制に基づく暗号資産サービスプロバイダー（CASP）ステータスおよび電子マネー機関（EMI）ライセンスの取得を申請することで、ヨーロッパ市場での存在感をさらに強化することを目指しています。これらの措置により、Plasmaは資産取引所の運営、カードの発行、顧客資金の管理を規制の監督下で行うことが可能になります。同社はこれらのライセンスを活用して、新しいステーブルコインベースの銀行「Plasma One」を支援する計画です。