マイクロソフトは、オープンソースのFara1.5ウェブエージェントモデルを発表しました。このモデルは主要なベンチマークでOpenAIやGoogleを上回っています。Fara1.5-27Bモデルは、Online-Mind2Webベンチマークで72%のタスク完了率を達成し、OpenAI Operatorの58.3%やGoogleのGemini 2.5の57.3%を凌駕しました。さらに、WebVoyagerテストではFara1.5-27Bが88.6%のスコアを記録し、OpenAI Operatorの87.0%をわずかに上回りました。 Fara1.5は、AlibabaのQwen3.5ベースモデルを微調整した4B、9B、27Bの3つのバージョンで提供されています。マイクロソフトはこれらのモデルをオープンウェイトと推論コードとともに公開しており、開発者は自分のハードウェア上でこれらを展開できます。9Bバージョンは現在Azure AI Foundryで利用可能で、他のバージョンも順次提供予定です。 このモデルの改良は、GPT-5.4を「教師エージェント」として使用しトレーニングデータを生成するFaraGen1.5という新しいトレーニングプロセスによるものです。マイクロソフトはまた、取り消し不可能な操作に対する手動確認や安全な実行のためのサンドボックス環境などのセキュリティ対策も実施しています。