香港の「2026~2030年経済・社会発展第1次5カ年計画」は、より広範なコモディティ取引エコシステムの構築に向けた入り口として金を位置付けている。同計画は、金を戦略的資産として位置付ける一方、金取引の清算システム、保管、供給、インフラの協調的な発展を求めている。 この構想は、香港の金保管能力と精錬能力の拡大、より多くの金商や金融機関による現地拠点の設立支援、人材育成の強化を目指している。また、上海黄金交易所や上海先物取引所などの取引所との接続を含め、中国本土の金市場との協力深化も求めている。 香港は、主要な国際金取引センターに比肩することを目指す長期計画の一環として、人民元建ての金・コモディティ市場を模索し、国際投資家を呼び込み、人民元建て商品の拡充を進める方針だ。