外国人投資家は、市場が堅調な上昇を見せる中、中国の工業株にますます資金を投入しています。中国株式は年初来で16%上昇しており、CSI300指数はS&P500のパフォーマンスに匹敵しています。香港のハンセン指数は30%急騰し、2017年以来の最高の年間上昇率を達成しました。中国本土から香港への資金流入は過去最高の1兆3800億香港ドルに達し、資本市場を活性化させています。 ファンドマネージャーは特に、太陽光、鉄鋼、石炭などの工業セクターに関心を寄せており、上場投資信託(ETF)には強い資金流入が見られます。不動産問題や米国との貿易摩擦といった課題があるにもかかわらず、中国株は魅力的な評価を維持しており、利益倍率は12倍で、世界の同業他社と比べて大幅に低い水準で取引されています。