CoinbaseのCEOであるブライアン・アームストロングは、2026年の暗号通貨業界の主要なトレンドを概説し、主要銀行と暗号プラットフォーム間の協力が拡大していることを強調しました。ダボスフォーラムでの発言で、アームストロングは、JPMorganやPNC銀行を含む世界のトップ20銀行のうち5行が、暗号通貨サービスを提供するためにCoinbaseのインフラを統合していることを明らかにしました。彼は銀行の態度の変化を強調し、ある世界的な大手銀行のCEOが暗号通貨を最優先事項と述べたことを紹介しました。 アームストロングはまた、規制の動向についても言及し、米国で「ジーニアス法」が成立し、ステーブルコインが短期国債で100%裏付けられることを義務付けていると指摘しました。彼は、この規制がTetherのようなステーブルコイン発行者にとって課題であり、米国準拠のバージョンを作成する必要があるかもしれないことを認めました。さらに、アームストロングは資産のトークン化を主要なトレンドとして挙げ、BlackRockやApolloのような企業が自社製品のトークン化を計画しており、これにより世界中の数十億人が質の高い投資にアクセスできるようになる可能性があると述べました。 AIと暗号技術の統合も注目点であり、アームストロングはAIエージェントが取引にステーブルコインや暗号ウォレットをますます利用し、従来のKYC要件を回避する可能性があると示唆しました。また、Coinbaseの内部AIモデルについても共有し、これが業務の効率化や意思決定の改善に役立っていると述べました。アームストロングのコメントは、規制の変化、技術の進歩、そして機関投資家の採用増加によって推進される暗号業界の進化する状況を浮き彫りにしています。