2025年4月、中国人民元の世界のSWIFT決済におけるシェアは大幅に減少し、3月の3.10%から2.38%に低下したと、SWIFTのRMBトラッカーが報告しています。この減少により、ユーロ圏内取引を除く国際決済において、人民元は世界通貨の中で4位から6位に順位を下げました。ユーロ圏の取引を含めると、人民元のシェアは3.50%で5位となっています。 人民元建て決済の価値は4月に前月比で14.14%減少し、全世界の決済全体が1.35%増加したのとは対照的です。中国は国境間銀行間決済システム(CIPS)を1,500以上の参加者に拡大し、40以上の中央銀行と通貨スワップ協定を締結する努力を続けていますが、資本規制やガバナンスの懸念から、人民元は依然として主要な世界通貨とは言えません。この変動性は、人民元が準備通貨となる道のりにおける課題を浮き彫りにしています。