国際決済銀行(BIS)は、複数の市場でレバレッジが高まっていることに伴う潜在的な脆弱性に、中央銀行や投資家は対処する必要があると警告した。7月に「Situational Awareness」ファンドがほぼ破綻しかけた事例を、教訓とすべき例として挙げた。 BISの金融安定政策責任者であるガストン・ゲロス氏は、ヘッジファンドが現在「中核市場の中核」に位置しており、高いレバレッジと、急速に消失し得る流動性に依存した脆弱な構図を生み出していると述べた。BISの経済分析・統計責任者であるフランク・スメッツ氏は、市場のストレスはまだ顕在化していないとしつつも、リスク資産の底堅さは持続可能ではない可能性があると警告した。