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ビットコインのQ1が下落した後のQ2動向:2013年以降のデータから見る2026年の展望

重要ポイント

ビットコインの2026年Q1は約19%下落しましたが、過去13年でQ2は8回プラスを記録しています。Q1がマイナスとなった場合のQ2動向や4月以降の展望を中立的に解説します。

ビットコインは2026年第1四半期を約19%の下落で終え、2018年以来最も厳しい四半期スタートとなりました。価格は1月1日の約84,000ドルから3月30日には約67,600ドルまで下落し、米国とイランの対立、関税不透明感の再燃、主要株価指数の下落など複数のマクロ要因が影響しています。ここで多くのトレーダーが気になるのは、「Q1が悪いとQ2もさらに悪化するのか、それとも過去のデータは異なる傾向を示すのか?」という点です。

過去13年のビットコイン四半期データから得られる答えは単純ではありません。13年のうち8年でQ2はプラスのリターンとなり、平均リターンは26%以上でした。しかし、2026年に特に重要なのは、すでにQ1がマイナスとなった年の動向であり、これはその後のマクロ環境が大きく左右します。

四半期リターン表(2013年〜2025年)

パターンを読み取る前に、まずは生データを確認しましょう。下記の表はCryptoRankがまとめた2013年以降のビットコイン四半期リターンです。

(表は省略)

Q2は13年中8回でプラスとなりました。全期間を平均すると約+28%ですが、2017年(+131.5%)や2019年(+166.7%)のような突出した年の影響を強く受けています。中央値では+7%程度となり、より現実的な目安と言えます。

Q1がマイナスだった年とその後のQ2

2013年以降、Q1がマイナスで始まった年は7回あり、それぞれのQ2でどのような動きとなったかをまとめます。

2014年(Q1:-39.5%→Q2:+40.0%)
2月のMt.Gox破綻により価格は800ドル以上から約450ドルに急落。その後Q2で新たな取引所が台頭し回復を見せましたが、Q3には再びマイナスに転じ、年間通しては大幅な下落でした。

2015年(Q1:-23.8%→Q2:+7.7%)
Mt.Gox事件後の弱気相場が続き、Q2は売りから横ばいへの転換程度でした。本格的な上昇はQ4の82%上昇時に訪れました。

2016年(Q1:-3.3%→Q2:+61.6%)
わずかにマイナスだったQ1の後、7月の半減期期待による買いでQ2は大幅上昇しました。2026年の半減期サイクルと類似点を持つ事例です。

2018年(Q1:-50.7%→Q2:-7.8%)
2017年バブル崩壊の影響がQ2まで続き、2四半期連続で下落しました。底値は12月まで続きました。

2020年(Q1:-10.4%→Q2:+42.2%)
コロナショックで3月に急落後、大規模な金融緩和(QE)によりQ2は急速に回復しました。

2022年(Q1:-1.6%→Q2:-56.7%)
四半期リターン動向とは無関係にTerra/LUNA崩壊により大きな下落となりました。

2025年(Q1:-11.7%→Q2:+29.9%)
利益確定による下落のあとQ2は回復しましたが、その後は地政学リスクなどでQ4に下落し通年マイナスとなりました。

実際に読み取れるパターン

データから読み取れるのは、「Q1がマイナスでもQ2に自動的に反発するとは限らない」ということです。7回中5回はQ2でプラスとなりましたが、2018年と2022年は大幅下落となりました。

注目すべきは四半期の連動性よりも、Q2時点のマクロ環境の変化です。たとえば2020年はQEによる流動性供給、2022年は外部ショック、2016年は半減期期待といった固有要因が主導しました。したがって、Q1の-19%という数字自体がQ2の動きを予測するとは言いきれません。

2026年の状況が過去と異なる点

ETFインフラの整備
2024年1月に現物型ビットコインETFが登場し、2026年3月時点でAUM1280億ドル、3月単月で25億ドルの流入がありました。これにより過去のQ1下落期にはなかった安定した需要が生まれています。

半減期サイクルの位置付けが曖昧
2024年4月の半減期を経て、2025年10月にピークをつけた可能性があり、現在の下落が修正局面なのか、再上昇前の調整なのかはデータ上明確ではありません。

マクロ逆風の継続
米国・イラン問題は5週目に入り、関税問題・利下げ停止などが継続。オンチェーンデータでは長期保有者が増え、取引所残高は低水準、ハッシュレートは過去最高値を記録しています。

Q2 2026の強気・弱気シナリオ

強気シナリオ
イラン情勢の緩和、6月までのFRB利下げ、ETF流入の継続、62,000~65,000ドルのサポート維持が必要です。これらがそろえば平均的なQ2回復水準(+25~40%)が期待されます。

弱気シナリオ
対立激化による原油高やETF流出、大規模な外部ショック発生時。62,000ドル割れの場合、次のサポートは52,000~55,000ドルとなります。

どちらに偏りすぎず、リスク管理を重視した柔軟な対応が重要です。

FAQ

Q1が悪かった後、必ずQ2で回復しますか?

必ずしもそうではありません。7回中5回はQ2がプラスでしたが、2回は大幅な下落となりました。統計的な傾向は見られますが、保証はありません。

歴史的なQ2の平均リターンは?

約+28%ですが、中央値は+7%とより現実的です。

2026年は2020年のコロナ後回復と似ていますか?

根本的に異なります。2020年は大規模金融緩和が背景でしたが、2026年はETF流入が新しい需要の源泉となっています。

Q2 2026で注目すべき価格帯は?

62,000~65,000ドルが複数回サポートとなっています。これを割り込むと52,000~55,000ドルが次の節目となります。

まとめ

2013年以降の四半期データからは、「Q1マイナス→Q2プラス」の傾向はありますが、例外的な下落も存在します。2026年Q2のカギは、ETF流入や地政学リスクなど固有の環境要因です。62,000~65,000ドルのサポートが維持できるかが焦点となります。

本記事は情報提供のみを目的とし、投資助言ではありません。暗号資産取引にはリスクが伴います。ご自身で十分な調査の上、ご判断ください。

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