10月は、いくつかの重要な経済イベントが控えており、世界市場にとって重要な月となる見込みです。10月3日には米国の雇用統計が発表され、続いて4日には日本の自民党総裁選が行われます。5日のOPEC会合では、石油生産政策の変更が注目されます。月の中旬には、14日にJPモルガンが第3四半期の決算を発表し、15日には米国の消費者物価指数(CPI)が公表されます。 月末に向けては、29日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合と30日の日本銀行の政策発表が金融政策の方向性にとって重要となります。月は31日のAPEC首脳会議で締めくくられ、トランプ氏と習近平氏の会談が予想されるほか、中国の全人代も開催され、地政学的および経済的な情勢に影響を与える可能性があります。