Fassetは、マレーシアから暫定的な銀行免許を取得し、世界初のステーブルコインを活用したイスラムデジタル銀行を立ち上げる予定です。この免許により、Fassetはステーブルコインやトークン化資産を用いた貯蓄、融資、投資などのシャリーア(イスラム法)準拠のサービスを提供できるようになります。同社はまた、Visa連携の暗号通貨カードと「Own」と名付けられたイーサリアムのレイヤー2ネットワークの導入も計画しています。 CEOのモハマド・ラーフィ・ホセイン氏は、この取り組みの目的が銀行の信頼性とフィンテックの革新を融合させ、5兆ドル規模のイスラム金融市場におけるシャリーア準拠の資産担保証券へのアクセスを向上させることだと強調しました。ドバイでバーチャル資産サービスプロバイダーとして運営するFassetは、現在125か国で年間6億ドル以上の取引を管理しています。