ブラックロックは、ビットコインおよびイーサリアムのETFに積極的に関与しているにもかかわらず、近い将来にスポットXRP上場投資信託(ETF)の申請を見送ることを決定しました。この決定は、米国証券取引委員会(SEC)とリップルラボが控訴を取り下げる動きに続くもので、長期にわたる法的紛争の終結を示唆しています。ブラックロックは、BTCおよびETH以外の顧客の関心が限られていること、規制の不確実性、そして競争の激しい市場をその躊躇の理由として挙げています。 同社はまた、XRPの運用コストと市場需要にも慎重であり、その取引量の大部分がアジアに集中していることを指摘しています。2025年8月時点で、XRPは3.1852ドルで取引されており、過去24時間で3.92%の下落を示しています。