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ビットコインETFが2026年4月に244億ドルの流入、今年最も強い月に

重要ポイント

2026年4月、米国現物ビットコインETFが24.4億ドルの純流入を記録。BlackRockが全体の70%を占め、5月の市場動向にも注目が集まっています。

2026年4月、米国の現物ビットコインETFは純流入額で24.4億ドルを記録し、3月の13.2億ドルからほぼ倍増しました。これは今年に入って最も強い月となっています。4月14日から23日までの8営業日連続の流入は計21億ドルに達し、これは2025年10月の9日連続以来最長です。当時はビットコインが過去最高値の12万6,000ドルに達しました。米国現物ビットコインETF全体の運用資産(AUM)は現在1,020億ドルを超え、ビットコインの時価総額全体の約6.5%に相当します。

この1,020億ドルという数字は、Strategy(旧MicroStrategy)が別途41億ドル相当のビットコインを購入し、保有数が81万8,000BTCを超えた月でもあります。ETFの流入と企業による買い増しで、4月は機関投資家による買いが、現在のブロック報酬(3.125BTC)によるマイナーの新規供給量を大きく上回りました。

4月の流入を主導したETFとその規模

BlackRockのiShares Bitcoin Trust(IBIT)は、4月の24.4億ドルのうち17.1億ドルを獲得し、市場シェアが70%に達しました。4月23日だけでIBITは2億2,321万ドルのうち1億6,749万ドルの流入となり、現在は約81万〜81万2,000BTC(評価額約620億ドル)を保有しています。

FidelityのWise Origin Bitcoin Fund(FBTC)は月間2億1,340万ドルを加え、2番手を維持していますが、IBITとの差はさらに広がりました。その他9ファンドは残りを分け合い、ほとんどが小規模な純流入を記録し、連続流入期間中に大きな流出はありませんでした。

ファンド名 ティッカー 4月の純流入 おおよそのBTC保有量
BlackRock iShares Bitcoin Trust IBIT 17.1億ドル 約81万BTC
Fidelity Wise Origin Bitcoin FBTC 2億1,340万ドル 約20万5,000BTC
その他の現物BTC ETF 各種 合計約5億1,600万ドル 約28万5,000BTC

IBITへの集中は、BlackRockによるETFの作成・償還活動がビットコイン現物市場の需給構造に大きな影響を与えることを意味します。IBITが購入する際、承認された参加者が現物BTCを調達するため、先物による投機とは異なる実需が発生します。

4月を特徴付けた8日間の連続流入

4月14日から23日までの8営業日連続で、ETFは累計21億ドルの純流入がありました。この間、ビットコインは6万8,000ドルから7万7,000ドルへと12%上昇し、機関投資家の買い需要の復活が顕著に現れました。

このストリーク(連続記録)は規模のみならず、安定性にも価値があります。毎日1億5,000万ドルから3億8,000万ドルの流入があり、マイナスの日はありませんでした。前回これに似た勢いは2025年10月で、9日連続の流入後にビットコインは12万6,000ドルに達しました。

今回と当時の違いは、10月は既にビットコイン価格が高値圏だったのに対し、4月は数カ月横ばいの6万8,000ドル付近から流入が始まった点です。歴史的に、価格が横ばいの時期に機関投資家が積極的に買い集める動きは、その後の力強い動きを生みやすい傾向があります。

Strategyによる41億ドルの追加購入

ETFが24.4億ドルを吸収していた同時期、Strategyは4月だけで4回に分けて合計約41億ドルのビットコイン購入を開示しました。最も大きな買いは、4月19日週に3万4,164BTC(25.4億ドル、平均価格7万4,395ドル)の取得でした。4月末時点でStrategyの保有は81万8,334BTCとなっています。

ETFとStrategyによる買いの合計は、供給面に大きな変化をもたらします。現在の半減期後のブロック報酬3.125BTCごとに10分にマイナーが生成する新規BTCは月約1万3,500BTCです。ETFやStrategyによる4月の購入は、30日で新規マイナー供給の6〜7カ月分に相当します。

この需給構造の変化は「サプライショック」論の根拠となっています。最も強気な予測を除外しても、単純計算で4月は新規供給のおよそ5倍の需要が発生しました。これは一時的でも価格形成に大きな影響を及ぼす可能性があります。

連続流入が途切れた要因とFOMCの影響

連続流入は4月28日に終了し、FOMC(米連邦公開市場委員会)会合の前日に1億3,777万ドルの純流出が発生しました。その後3日間で合計4億9,000万ドルが流出し、トレーダーらがパウエル議長の記者会見前にリスクを調整しました。期間中ビットコインは7万7,000ドルから7万4,900ドルに下落しています。

この「イベント後の売却」傾向は2024年以降ほぼすべてのFOMC会合で繰り返されてきました。発表前にリスク回避、1〜3日流出が発生し、その後48〜72時間以内に流入が回復するパターンです。4月末も同様で、5月1日には1,476万ドルの純流入が記録され、流出が一時的なボラティリティであることが示されました。

5月も4月のペースが維持できるかは注目点です。原油価格が110ドル超、FRBの政策金利も据え置かれているなどマクロ環境は複雑ですが、機関投資家の資産配分傾向は継続しています。CoinGlassのETFフロー統計によると、米国現物ビットコインETF全体の累計流入は580億ドルに拡大しています。

この4億9,000万ドルの流出は、4月の流入合計の20%に過ぎません。FOMC後も4月の純流入は19億ドルを超えました。これは、マクロ不安要素が出ても構造的な需要が支えていることを示唆しています。

2026年4月と過去のETF流入記録の比較

2024年1月(ETFローンチ月)は14.6億ドルの純流入でスタートし、2025年10月には過去最高の54億ドル(ビットコインが最高値に到達)が流入しました。2026年4月の24.4億ドルはこの2つの間ですが、文脈上は最も注目に値します。

2024年1月は新商品への期待感、2025年10月はパラボリックな上昇局面でしたが、2026年4月は年初から4カ月連続でフラットまたはマイナスの流入が続いた後、かつビットコイン価格も最高値から40%低い水準で、インフレや原油高などのマクロ逆風下で資金が入った形です。このような時期に流入する資金は、上昇局面で一時的に入る資金よりも定着しやすい傾向があります。

年初から3月までの現物ビットコインETF全体の流入合計は約15億ドルであり、4月単月の流入が第1四半期全体を上回りました。特に機関投資家による第2四半期へのリバランスが背景にあり、流入トレンドは今後も継続する可能性があります。

1,020億ドル運用資産が意味するビットコイン市場構造

米国現物ビットコインETFの運用資産が1,020億ドルを突破したことは、単なる数字以上の意味があります。約130万BTCがETFカストディで保管されており、これはビットコイン流通供給量全体の6〜7%に相当します。ETF投資家の多くは短期トレーダーではなく、資産管理会社や年金、ファミリーオフィスなど長期の資産運用主体です。

この効果として、取引所で流通するBTCが減少し、市場の流動性が低下します。オンチェーンデータによると、2026年初頭まで2年以上にわたり取引所の残高は減少傾向にあり、4月の流入でその傾向がさらに加速しました。

これにより、ビットコイン市場は需給ショックへの感応度が高まります。流動供給量が少ないため、比較的小さな買い圧力でも大きな価格変動が起こりやすくなります。実際、4月の8日間で21億ドルのETF流入により価格は12%上昇しました。

この供給圧縮には見落とされがちな第二層の影響があります。2024年4月の半減期で新規発行は1日約450BTC、年間で約16万4,000BTCとなりました。4月中のETF流入(平均価格7万4,000〜7万7,000ドルで約3万2,000BTC)は、1カ月で年間新規供給の約20%に相当します。Strategyの購入も加えると、4月1カ月で半年〜8カ月分の新規マイナー供給に匹敵します。

よくある質問

2026年4月のビットコインETF流入額は?

米国現物ビットコインETFは4月に24.4億ドルの純流入を記録し、3月の13.2億ドルから大きく増加しました。これは2026年で最も流入が多かった月であり、2025年10月以来の記録です。

4月に最も流入を集めたETFは?

BlackRockのiShares Bitcoin Trust(IBIT)が24.4億ドル中17.1億ドル(市場シェア約70%)を獲得し、FidelityのFBTCは2億1,340万ドルで2位、その他が約5億1,600万ドルでした。

FOMC後にETF流出が増えた理由は?

トレーダーは米連邦準備制度理事会(FRB)の発表前にリスク調整する傾向があり、「イベント後の売り」のパターンが続いています。4月の流出は3日間で4億9,000万ドルですが、5月1日に流入が回復しています。

2026年5月時点で現物ETFの総保有BTC量は?

米国の現物ビットコインETFは合計約130万BTC(全流通量の6〜7%)を保有しています。運用資産は1,020億ドル超、累計純流入は580億ドルに達します。

まとめ

4月は、規制されたETFを通じた機関投資家のビットコイン需要が加速していることを示しました。月間24.4億ドルの流入、21億ドルの8日連続流入、IBITへの70%集中などにより、大型投資家が市場価格形成に影響を与えています。Strategyの同時期の41億ドル購入も加わり、4月の新規マイナー供給の約5倍の需要が発生しました。月末のFOMCによる流出は一時的なもので、5月の動向はFOMC後の回復スピードと1日あたり1億ドル超の安定流入が維持できるかが注目されます。この需給構造が続く限り、8日間でBTCが6万8,000ドルから7万7,000ドルへ上昇した背景は変わりません。

本記事は情報提供のみを目的としており、金融アドバイスではありません。暗号資産取引にはリスクが伴います。取引判断の際はご自身で十分な調査を行ってください。

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