クロスマージンおよび分離マージンとは何ですか？

Phemexでは、ユーザーがリスクと資金をよりよく管理できるように、2種類の証拠金オプションを提供しています。

分離マージン

分離マージンモードでは、ユーザーの損失はポジションに割り当てられた当初証拠金の額に制限されます。残りの資金はオープンポジションから分離されます。言い換えれば、ポジションに特別に割り当てられていない利用可能な残高は、清算を防ぐ目的で自動的に使用されることはありません。ただしポジションパネルでは、ユーザーが手動でターゲットポジションにさらに多くの証拠金を割り当てることができます。これにより、変動の激しい市場シナリオでの清算を防ぐことができます。

クロスマージン

クロスマージンモードでは、利用可能残高全体が自動的に利用され、清算を防ぐことができます。利用可能残高の資金は、同じ取引口座の下で複数のポジション間で共有されます。ユーザーは、最低証拠金要件を維持するために手動で資金を割り当てる必要はありません。その代わり、これらの資金を損失を生じているポジションへPhemex取引システムは適用します。利用可能な残高がすべてなくなると、清算処理が開始されます。ユーザーは、当初証拠金よりも多くの損失を被る可能性があることに注意が必要です。

注：クロスマージンはプラットフォームのデフォルトモードです。ユーザーは各ポジションに対して1つの証拠金タイプしか選択できません。異なるポジションでは、異なる証拠金タイプを持つことができます。さらに、Phemexの強力なサブアカウントシステムにより、ユーザーは、異なるサブアカウントで同じ約定ポジションに対して異なるマージンタイプを選択することができます。サブアカウントの設定方法については、「サブアカウントの作成方法」をご覧ください。