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約定価格(破産価格)が強制決済価格と異なる理由

約定価格(破産価格)が強制決済価格と異なる理由Phemexでは、公正な価格表示方式を採用しています。この方式では、最後に取引された価格ではなく、マーク価格を表示します。この手法は、悪意のある行為や市場の流動性低下の防止を目的として、Phemexを含む多くの暗号化取引所で広く使用されています。

 

公開ポジションに関連する証拠金(マージン)には、以下の2種類あります。

 

  1. 必要証拠金:ポジションを開くために割り当てる必要のある資金の量・割合。
  2. 維持証拠金:ポジションを開いておくために、最低限口座が保有する必要のある資金量。

 

強制決済価格(マーク価格準拠)は、お客様のポジションが維持証拠金を残すのみとなる際の価格です。マーク価格が強制決済価格に達すると、お客様のポジションは強制的に決済されると同時に、必要証拠金もすべて失われます。その際、お客様のポジションは当社の決済エンジンが引き継ぎますが、実際にポジションが閉じられるのはマーク価格が破産価格へ到達してからとなります。破産価格とは、お客様の維持証拠金が0となる際の価格です。決済されたポジションの破産価格は、取引履歴にてご確認いただけます。(ポジションの強制決済価格へマウスカーソルを合わせることで表示)

 

破産価格の算出方法

 

BTC/USDのポジションの決済を例にご説明します。

 

クロスマージン:必要証拠金=証拠金総額

 

分離マージン:必要証拠金=公開価格/リバレッジ

 

インバース契約(ロング)

 

破産価格=公開価格+必要証拠金

 

破産価格=公開価格+(公開価格/リバレッジ)

 

破産価格=(契約数量×契約サイズ)/強制決済価格

 

インバース契約(ショート)

 

破産価格=公開価格-必要証拠金

 

破産価格=公開価格-(公開価格/リバレッジ)

 

破産価格=(契約数量×契約サイズ)/強制決済価格

 

リニア契約ロング(Linear Contract Long)

 

破産価格=公開価格-必要証拠金

 

破産価格=公開価格-(公開価格×リバレッジ)

 

破産価格=強制決済価格/(契約数量×契約サイズ)

 

リニア契約ショート(Linear Contract Short)

 

破産価格=公開価格+必要証拠金

 

破産価格=公開価格+(公開価格×リバレッジ)

 

破産価格=強制決済価格/(契約数量×契約サイズ)


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